マカでやる気を高めよう
マカを飲むことでやる気を高めることができます。
「勉強がはかどらない」「仕事に集中できない」など、さまざまなお悩みをお持ちのかた。
この記事を参考に、アナタのやる気を引き出してみませんか?
1.マカでドーパミンを分泌させて意欲を引き出す
マカを飲むことで、やる気ホルモンを分泌させる効果が期待できます。
マカに含まれる「チロシン」という成分は、意欲や注意力に関わる「ドーパミン」や「セロトニン」、「アドレナリン」という神経伝達物質の材料になります。
ドーパミンは「快楽物質」と呼ばれ、喜びや快楽をもたらします。
好きなことに夢中になったり、アルコールを飲んだりした時もドーパミンが分泌されています。
逆にドーパミンの分泌量が減ってくると好奇心が減少し、やる気が落ちます。
セロトニンも意欲や幸福感と関わる物質。
セロトニンが減少してくると疲れやすくなってくるので要注意です。
アドレナリンもやる気に関わりますが、アドレナリンは増えすぎると怒りっぽくなる傾向に。
アドレナリンは生存本能と密接に関わっており、強いストレス(恐怖や不安、緊張)を受けると分泌されます。
ですからドーパミンとセロトニンを上手に分泌させるためには、運動や趣味などで適度にストレスを解消し、アドレナリンを過剰に分泌させないようにするのがカギ。
これら三つの物質に変換されるチロシンをマカで摂ることにより、やる気がアップする効果が期待できるのです。
2.ビタミンB12で集中力の低下を防ぐ
マカに含まれる「神経のビタミン」とも言われるビタミンB12。
末梢神経や中枢神経を正常に働かせるために必要なビタミンです。
ちなみにビタミンB12は、血液を作る「造血作用」のあるビタミンとしても知られています。
体内のビタミンB12が不足すると、記憶力や集中力の低下を引き起こします。
さらに眼精疲労などの症状も現れやすくなるので(ビタミンB12が入っている目薬もある)、仕事や勉強で目を酷使する方にも欠かせないビタミンです。
またビタミンB12は「メラトニン」の合成を促します。
メラトニンはノンレム睡眠(深い睡眠)を誘いますので、メラトニンが十分に分泌されないと不眠症になる恐れがあります。
睡眠不足の日は眠くてやる気が出ないのは、簡単に想像がつくでしょう。
ちなみに近年、ビタミンB12が認知症を防ぐ可能性も注目されてきています。
3.倦怠感(けんたいかん)が起こる原因と解決法
「倦怠感」。
つまりは「体がだるい」ということ。
しかしこの「倦怠感」を「やる気が出ない状態」だと置き換えると、少しずつ解決策が見えてきます。
倦怠感が起こる主な原因は以下のとおり。
- ・精神的、肉体的なストレス
- ・栄養不足
- ・睡眠不足
- ・病気によるもの
3-1.肉体的、精神的なストレスにはマカ
肉体的、精神的なストレスには、マカのさまざまな成分が有効です。
3-1-1.肉体的なストレス
激しいスポーツをしている方や、仕事でなかなか休めないかたは、毎日のように肉体的なストレスを抱え続けているかたも多いです。
そんな肉体的なストレスを、マカで解消してみましょう。
マカに含まれるアルギニンやアスパラギン酸には、疲労物質であるアンモニアを尿素に変え、体外へ排出させる働きがあるので、肉体的なストレスを解消するのにはピッタリです。
3-1-2.精神的なストレス
職場や学校での人間関係や、家庭でのトラブルなど、精神的なストレスを感じる機会は多いです。
ストレスを解消させるためには、ストレスが起こる原因を解決させることが一番ですが、ストレスがゼロになるというのは、なかなか難しいもの。
そこで日頃のちょっとしたストレスに強くなる、マカの成分をご紹介したいと思います。
- ・カルシウム
- ・ビタミンB12
これら二つの栄養素は、精神的ストレスを防ぐ作用があります。
カルシウムやビタミンB12が不足するとイライラしやすくなりますから、マカで補給しましょう。
またマカには女性特有のストレスを引き起こすPMS(月経前症候群)の症状を和らげる「植物エストロゲン」も含まれています。
男性向きの成分としては、前向きなメンタルを呼び覚ますテストステロン(男性ホルモン)の原料ともなる亜鉛やアミノ酸が含まれています。
マカは男女どちらにでもストレス解消効果が期待できる、万能選手なのです。
3-2.栄養不足にもマカ
特にビタミンB群(B1、B2、B6、B12)が不足すると倦怠感が起こりやすくなります。
ビタミンB群は食事からとった栄養素をエネルギーに変換する役割があるのです。
このビタミンB群も、マカには全て入っています。
また鉄分不足も倦怠感を引き起こします。
特に女性の場合は、月経の出血により、バランスの良い食事を心がけていても貧血になることがあります。
女性は男性よりも毎月20~30mgも多く鉄分を失っています。
しかしこれもマカで解決。
マカには非常に豊富な鉄分が含まれていますので(豚や鳥のレバーよりも多い)、マカを摂るだけで貧血の解消効果が期待できますよ。
ちなみに鉄分の吸収率を高めるビタミンCやビタミンB12などもマカには含まれていますので、ますます効率的。
3-3.睡眠不足にもマカ
先ほどもご紹介したとおり、ビタミンB12の作用でメラトニンの生成を促すことで、不眠の症状は改善できます。
しかも、さらにマカに含まれている「グリシン(アミノ酸の一種)」が深い眠りへと導いてくれます。
グリシンの熟睡効果は、味の素株式会社の実験によって証明されています。
仕事や勉強が忙しく睡眠時間が減っているというかたは、マカを摂って睡眠効率を高めましょう。
3-4.病気の人にもマカが味方に
風邪や貧血、低血圧、更年期障害など、やる気を奪う症状はさまざまあります。
しかしマカには非常に多くの栄養素が含まれていますので、さまざまな症状への改善効果が期待できるのです。
症状 | 改善に有効な栄養素 | マカに含まれているか |
---|---|---|
風邪 | ビタミンC | ◯ |
貧血 | 鉄分 | ◯ |
低血圧 | ビタミンE | ◯ |
更年期障害 | 植物エストロゲン、ビタミンE、亜鉛 | ◯ |
PMS(月経前症候群) | 植物エストロゲン | ◯ |
うつ病 | 鉄分、亜鉛、メチオニン、トリプトファン | ◯ |
※そのほか糖尿病やガンなどの重大な疾患が疑われる場合は、医師の診断を受けることを優先しましょう。
しかもマカには免疫をつかさどるリンパ球を増やしてくれる「グルタミン」や、血行を促進し体温を上げることで抵抗力を高める「アルギニン」も含有されています。
やる気を奪う疾患などは、もう怖くはありませんね。
4.マカでやる気を出し、倦怠感を克服できる
さて、やる気を出す方法をさまざま見てきました。
「やる気を出す」「倦怠感をなくす」、この二つのアプローチを同時におこなうのが効果的です。
これを実現できるのがマカ。
チロシンでやる気を起こし、ビタミンB12でやる気の低下を防ぐ。
そして「ストレス」や「偏った栄養バランス」、「睡眠不足」、「病気」の四つを改善させることで倦怠感を消し去るのです。
あなたもぜひマカを飲んで、やる気に満ちたハツラツとした毎日を送りましょう。