マカで元気に。若い人に負けない体をつくる
「最近、体力が落ちてきた」「若い頃のような元気も出ないし、もう歳かな」と思っているかた。
まだ諦めてはいけません。
マカには加齢による体の不調を改善させる効果が期待できるのです。
ではなぜマカで、加齢に負けない体をつくることができるのでしょうか。
1.老化は食い止められる
近年の研究で、老化は食い止められるということが分かってきています。
アンチエイジング医療の専門家である満尾正医師は、次のように語っています。
”老化そのものは、実は20代から始まっています。
そのなかには老眼や薄毛など、努力では止めにくい現象もありますが、ちょっとした注意や努力で進行を抑制できる部分も大きいんです”
(プレジデントオンライン 「老化の“3大要因”と“老けない体”のつくり方」)
人は加齢により、以下のような症状が出てきます。
- ・更年期障害
- ・メタボリック症候群
- ・男性ホルモンの低下
- ・ED(勃起不全)
- ・不眠症
- ・物忘れ
- ・慢性疲労
- ・免疫力の低下
- ・骨密度の低下
「これらの症状が、すべてマカの成分で和らぐ」といわれたら、あなたはどう思いますか?
「いくらなんでも信じられない」と思うかもしれません。
でもマカなら不可能ではありません。
2.マカで更年期を乗り越える
マカには更年期の症状を和らげる作用が期待できます。
40代半ば~50代半ばにかけて、多くの女性が悩まされるのが「更年期」。
更年期になると「イライラ」「不眠」「落ち込み」「ほてり」など、さまざまな症状が引き起こされます。
50歳前後でむかえる閉経(月経が終わること)に向かって、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが急激に減少するのが原因です。
そこでマカ。
マカには「植物エストロゲン」という成分が含まれています。
植物エストロゲンは、エストロゲンに似た働きをするといわれている物質。
更年期で減少したエストロゲンを補助してくれるのです。
更年期でお悩みの女性は、ぜひマカを試してみてください。
3.マカでメタボを解消する
マカにはダイエット効果が期待できます。
3-1.肥満者の多い年代とは
30代になると徐々に基礎代謝量(動かなくても消費されるエネルギー量)が減少していきます。
厚生労働省の発表(平成28年)によると、肥満者が多い年代は男性は50代、女性は60代となっています。
(参考:厚生労働省 平成28年 「国民健康・栄養調査結果の概要」)
3-2.マカで筋肉を付けてメタボ解消
マカを摂ると筋肉が付きやすくなる作用が期待できます。
筋肉が多い人は代謝量も増えますので、痩せやすくなります。
マカには筋肉に作用する成分が、次の3種類含まれています。
・アルギニン
アルギニンを摂ると成長ホルモンが分泌されやすくなります。
成長ホルモンは加齢とともに減少していくものですが、アルギニンを摂ることで、筋肉を若返らせる成長ホルモン「IGF-1」が体内に分泌されるのです。
IGF-1が分泌された状態で運動することで、筋肉が増えやすくなることが分かっています。
・BCAA
BCAAは3つのアミノ酸「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の総称。
BCAAには筋肉の分解を抑えたり、筋肉の合成を促進したりする作用があります。
・亜鉛
亜鉛はタンパク質の合成と関係しています。
亜鉛を十分に摂っていると、運動により傷ついた筋肉が修復されやすくなります。
女性のなかには「筋肉でムキムキになりたくない」というかたもいます。
しかし女性は、かなり激しいトレーニングをしないとムキムキになりませんので、ご安心を。
4.マカで男の自信を取りもどす
「男らしさ」と密接に関わっているのが「テストステロン」という男性ホルモンです。
テストステロンが十分に分泌されている男性は、以下のような特徴があるといわれています。
- ・性欲が旺盛
- ・筋肉量が多い
- ・リーダーシップがある
- ・判断力が高い
- ・前向きな性格
- ・健康
モテモテのハリウッドスターのようなイメージですね。
しかし残念ながら、テストステロンは加齢とともに減少してしまうことも分かっています。
4-1.加齢によってテストステロンは減少する
(「日本人男性におけるフリーテストステロン値の年齢分布」 岩本晃明ほか 日泌会誌Vol.95 P751 2004)
※遊離テストステロンとは、体内で実際に働いているテストステロンの総量のこと。
テストステロン全体の1~3%を占める。
テストステロンの分泌のピークは20代といわれています。
ただし個人差もあり、「年齢が70代でテストステロン値は30代」というかたもいます。
4-2.テストステロン値低下による症状
テストステロン値が低くなると次のような症状が出てきます。
- ・イライラ
- ・集中力の低下
- ・高血圧
- ・睡眠不足
- ・性欲の減退
しかし上記のような症状があるのにもかかわらず「加齢だから仕方ない」と諦めてしまっているかたも多いです。
でも実は、年齢を重ねてもテストステロン値を高めることは可能なのです。
「テストステロン値が低いと死亡率が高まる」という研究データもあります。
「特に病気じゃないのに元気が出ない」というかたは、テストステロンを増やすことに注目してみましょう。
アメリカのジョージ・ワシントン大学の研究によると、「テストステロンの値が低い男性はメタボ体型になるリスクが3倍もある」ということも分かっています。
テストステロンは「男らしさ」だけでなくメタボとの関わりもあるのです。
これを改善させない手はありません。
4-3.マカでテストステロンを分泌させる
マカはテストステロンの分泌とも関わっています。
テストステロンの材料には次のようなものがあります。
- ・アミノ酸(BCAA)
- ・亜鉛
- ・ビタミンD
- ・コレステロール
これら4つのうち、マカに含まれているのがアミノ酸(BCAA)と亜鉛。
「2種類足りない」と思われるかたも多いと思います。
しかしビタミンDやコレステロールは、身近な食材で簡単に摂れてしまいます。
それが「卵」。
卵1個あたりのビタミンD量….3.0μg(1日の摂取目安は5.5μg)
卵1個あたりのコレステロール量…250mg(1日の摂取目安はなし。
2014年までは750mgが上限とされていた)
1日に卵を1個以上食べていれば、ビタミンDやコレステロールが不足することはなさそうです。
以前までは「1日に卵を何個も食べるとコレステロールの摂りすぎになる」というのが常識でした。
しかし現在は研究が進み、食事でコレステロールを摂ってもコレステロール値が上がるわけではない、ということが分かっています。
これで安心して卵を食べられますね。
もちろん卵を食べすぎてカロリーオーバーにならないよう注意しましょう。
ちなみにテストステロンの作用かどうかは定かではありませんが、「健康な男性がマカを1日に1.5~3g、2ヶ月以上摂り続けることで性欲が改善された」という研究結果もあります。
(参考:Pharmacist’s Letter/ Prescriber’s letter Natural Medicine Comprehensive Database, ,5thed. Stockton, CV : Therapeutic Research Faculty, 2003)
あなたもぜひマカと卵で、どんどんテストステロンを分泌させましょう。
5.マカでEDを改善させる
いくつになっても男としての自信は欲しいものですが、加齢とともにED(勃起不全)になる人が増えていくのが現実です。
年齢 | ED人口 |
---|---|
30代 | 約5% |
40代 | 約15% |
50代 | 約38% |
60代 | 約50% |
70代 | 約64% |
(参考:「日本臨床60 増刊号6」 P200-202 2002年)
EDの大きな原因といわれているのが「動脈硬化」。
動脈硬化とは血管が硬くなり、血管が詰まったり血行が悪くなったりする症状です。
とくにペニス部分の血管は1~2ミリほどと細いので、血管が詰まりやすいのです。
しかし動脈硬化を防ぐ方法があります。
先ほどもご紹介した「テストステロン」や「アルギニン」には、動脈硬化を防ぐ働きがあることが分かっています。
テストステロンやアルギニンは、血管内に一酸化窒素を発生させる働きを持ちます。
一酸化窒素は血管を広げたり、柔軟性を持たせたりする働きを持ちます。
つまり、マカにはEDを予防したり、改善させたりする効果が期待できるのです。
5-1.マカには心因性EDへの効果も期待されている
マカは心因性(精神的なことが原因)のEDにも効果が期待されています。
「健康に問題がないのに、テストステロンやアルギニンを意識してもEDが治らない」というかた。
仕事での失敗や家庭の問題など、精神的なストレスが原因でEDになっている可能性があります。
人は過度のストレスを受けると緊張状態になります。
でもペニスが勃起するのはリラックスしているとき。
人はリラックスしているとき、脳の「副交感神経」という部分が活発に働いています。
副交感神経が優位な状態だと血管が広がりやすくなります。
血管が広がるとペニスの血流量も増えて勃起しやすくなる、という仕組みです。
ですが「なかなかリラックスする時間がない」「心労で心が休まらない」というかたも多いです。
そこでマカがおすすめ。
5-2.心因性EDを改善させるマカの成分
マカに含まれている「グルコシノレート」という成分には、ストレスに対する抵抗力がつく作用があるといわれているのです。
人はストレスを受けたとき、エネルギー消費が多くなることが分かっています。
つまりは体内に余分なエネルギーを生み出せれば、ストレスに対抗しやすくなるということ。
グルコシノレートには脂肪を燃焼させてエネルギー消費を増やす働きがあります。
マカがストレスに対抗するためのエネルギー消費を補助してくれるというわけですね。
さらにマカには「チロシン」という成分も含まれています。
チロシンは「やる気ホルモン」とも呼ばれる「ドーパミン」の原料になります。
ドーパミンがたくさん分泌されている状態では、仕事や勉強などで失敗して落ち込んでも、また再挑戦する意欲が生まれやすくなります。
何度も挑戦すれば成功する確率は高まり、自分に自信が持てるはず。
自分に自信が持てれば不安や悩みを減らすことができ、ストレスも減ってくるでしょう。
さて、マカに期待できるEDへの効果についてまとめてみましょう。
- ・テストステロンの材料になり、動脈硬化を防ぐ一酸化窒素を発生させる
- ・アルギニンが一酸化窒素を発生させる
- ・グルコシノレートの力でストレスから身を守り、心因性のEDを改善させる
- ・チロシンでやる気が出て、自分に自信が持てる
マカが男性用のサプリメントや元気ドリンクに配合されることが多いのは、EDへの効果も期待されているからでしょう。
6.マカで不眠を改善する
加齢にともない睡眠時間が短くなることは、一般的に知られています。
もちろん遺伝によっても睡眠時間に差があるということは、気に留めておく必要があります。
9時間以上寝る必要がある「ロングスリーパー」や、4~5時間程度で十分に元気な「ショートスリーパー」といわれる人などさまざまいます。
日本人全体の平均睡眠時間は7時間43分。
(参考:OECD 「Balancing paid work, unpaid work and leisure」)
40代の平均は6.5時間、60代にもなると6時間程度の睡眠が平均となります。
しかしこれはあくまでも平均値。
平均的な睡眠時間も満足に取れていない、というかたが多いのも事実です。
それでは「寝たりない」という感覚があるかたはどうすればよいのでしょうか。
そんなかたにはマカがおすすめです。
6-1.マカのグリシンで不眠を改善させる
マカには睡眠の質を高める「グリシン」という成分が入っています。
グリシンには「寝付きをよくする」「夜中に起きる回数が少なくなる」「熟睡感が得られる」などの作用があることが、味の素株式会社の実験により分かりました。
さらにシカゴ大学の研究により、睡眠時間が5時間以下になるとテストステロン値が10~15%ほど低下する、ということも判明しています。
マカで睡眠の質を高めることで、テストステロン値もアップするのです。
もちろんテストステロンが増えるだけでなく、体調も整い元気な毎日が送れるようになります。
6-2.睡眠とメタボの関係
「睡眠不足の人は太りやすい」ということも分かっています。
コロンビア大学がおこなった次のような研究があります。
平均睡眠時間が7時間、6時間、5時間、4時間以下の4つのグループに分け、肥満度を調査しました。
その結果、7時間睡眠のグループが1番肥満度が低く、睡眠時間が減るごとに肥満度が高くなる傾向が見られました。
とくに睡眠時間が4時間以下のグループは、7時間睡眠のグループの73%も肥満率が高かったということです。
きちんと睡眠が取れていると、体内に過剰な食欲を抑えるホルモンの「レプチン」が増加することも分かっています。
「睡眠に満足していない」というかたはマカでグリシンを摂り、睡眠の質を高めましょう。
7.マカで物忘れを防ぐ
マカには物忘れを防ぐ効果も期待できます。
物忘れには、マカに含まれる次の2つの成分が役に立ちます。
・ビタミンB12
ビタミンB12は神経伝達に関わる成分です。
不足すると物忘れが増えたり集中力が低下したりします。
・チロシン
何かを覚えるためには意欲も必要です。
そんなときに役立つのがマカに含まれている「チロシン」。
先ほども見てきたとおり、チロシンはやる気ホルモンの「ドーパミン」の材料になります。
ドーパミンが分泌されやすくなると、やる気はもちろん集中力も高まります。
8.マカで疲れを吹き飛ばす
「若い頃より疲れやすくなった…」というかたにはマカがおすすめです。
マカには次のような疲労回復成分が含有されています。
- ・アルギニン
- ・アスパラギン酸
- ・ビタミンB群
- ・ビタミンC
- ・ビタミンE
・アルギニン、アスパラギン酸
疲労物質のアンモニアを、無毒な尿素に変える働きがあります。
・グリシン
睡眠の質を高めて、翌日に疲労が残りにくくしてくれます。
・ビタミンB群
体内の糖質や脂質、タンパク質をエネルギーに変換する役割を持ちます。
不足すると疲れやすくなりますので、日頃からマカで摂っておきましょう。
・ビタミンC、ビタミンE
抗酸化作用(老化を抑える作用)をもちます。
体内に活性酸素が過剰に発生することから身を守ることができます。
活性酸素には免疫力を高める作用がありますが、過度のストレスで必要以上に増えてしまいます。
増えすぎると正常な細胞も傷つけるようになり、老化や病気の原因になります。
”何らかの理由で処理しきれないほどの活性酸素が産生すると、細胞を修復することができず機能不全に陥って、必然的に体のパフォーマンスが低下、すなわち疲労につながるのです。”
(ヘルシスト 「解明されてきた現代における「疲れ」の原因」 大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授 東京疲労・睡眠クリニック院長 梶本修身 2015)
「若い人に負けたくない」というかたは、マカで抗酸化物質を積極的に摂りましょう。
9.マカで病気を予防する
マカには免疫力を高め、病気を防ぐ作用が期待できます。
40代になるとインフルエンザにかかる割合が増えてきます。
加齢により免疫細胞の働きが弱まり、免疫力は20代の頃の半分になるといわれています。
(参考:多田富雄 奥村康 「現代科学」 東京科学同人)
そこでマカ。
マカに含まれるアルギニンには、免疫力を高める作用があります。
アルギニンが体内の免疫細胞「マクロファージ」を活性化してくれるのです。
この作用はWHO(世界保健機関)にも認められています。
手術後の細菌による感染症を防ぐため、点滴にもアルギニンが配合されています。
またアルギニンには血行促進作用もあります。
体内の血液循環が良好だと、血液内の免疫細胞が全身をくまなく回ることができるのです。
あなたもマカのアルギニンで、病気になりにくい体を目指しましょう。
10.マカで骨密度を上げる
10-1.マカはカルシウムが豊富
年齢を重ねると、徐々に骨がもろくなっていきます。
それは加齢により腸でのカルシウムの吸収率が下がってしまうから。
10代の男女では摂取したカルシウムの45%を吸収するのに対し、20代~40代は30%、50代になると25%ほどしか吸収できなくなるといいます。
しかも加齢により、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDの合成量も減っていくことが分かっています。
加齢による骨粗しょう症を防ぐためには、マカを摂るのが効果的です。
マカには、骨を強くする成分の代表「カルシウム」がたっぷり含まれています。
その量は100gあたり332g。
カルシウムが豊富といわれている牛乳よりも含有量が多いのです。
(牛乳100gあたりのカルシウムは110mg)
マカのみで一日分のカルシウムをすべて摂ることは難しいですが、毎日の少しずつの積み重ねが大切。
日頃の食事にマカをプラスして、加齢に負けない丈夫な骨を作っていきましょう。
10-2.女性は骨密度が減りやすい
女性は特に骨がもろくなりやすい、ということが分かっています。(下記のグラフを参照)
(参考:2006年版 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」)
女性ホルモンのエストロゲンには、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがあります。
しかし女性は更年期により、エストロゲンの分泌量が著しく減少します。
「骨粗しょう症になるかたの80%が女性」といわれていますが、これは当然のことなのです。
といっても、まだ諦める必要はありません。
骨を丈夫にする「カルシウム」が入った食品を摂ることで、更年期後も骨が丈夫になることが分かっています。
12人の女性にマカを飲み続けてもらった実験があります。
(参考:Hormone-Balancing Effect of Pre-Gelatinized Organic Maca)
この実験の結果、4ヶ月で骨密度が改善されていることが分かりました。
骨密度が改善された理由には、次の2つが考えられます。
- ・マカに含まれるカルシウムの効果
- ・マカに含まれる「植物エストロゲン」などの作用で女性ホルモンのバランスが整った
詳しいメカニズムはまだ解明されていませんが、マカを飲むことで骨密度が改善されることが実験で確認されたのです。
あなたもぜひマカで、更年期に負けない骨を作りましょう。
11.まとめ
マカを摂ることで老化に負けない体を作ることができます。
マカに含まれる成分には、次のような効果が期待できます。
- ・更年期障害の緩和
- ・メタボリック症候群の改善
- ・男性のテストステロン量の増加
- ・ED(勃起不全)の改善
- ・不眠症の改善
- ・物忘れの予防
- ・慢性疲労の改善
- ・免疫力の向上
- ・骨密度の向上
男性や女性を問わず「若い人に負けない元気な体を手に入れたい」というかたは、ぜひマカを試してみてください。